長野

<県議選 各区の情勢>(5)北信地区

2015年3月26日

【長野市区】(定数一〇)

風間 辰一52自現(4)

西沢 正隆43自現(4)

埋橋 茂人62民新

太田 昌孝53公現(2)

和田 明子55共現(2)

山口 典久54共新

竹内 久幸61社現(4)

高橋 宏76無現(6)

鈴木  清67無現(3)

高島 陽子46無元(1)

鎌倉 希旭32無新

中島嘉一郎69無新

松橋 達生49無新

宮川 好正64無新

若狭 清史34無新

 自民県連幹事長の石田治一郎氏が昨年死去し、民主県連幹事長の倉田竜彦氏と共産県議団長の石坂千穂氏が引退。ベテランが相次いで議席を離れる。

 自民は、石田氏の後継は立てず現職の風間、西沢の二氏が立候補する。自民の推薦を得た新人松橋は出身地などに重点を置く。県議会で県政ながのに所属する鈴木も推薦を受けた。

 同じ県政ながのの高橋は、後援会回りで六期の実績を訴える。

 民主は倉田氏の後継に埋橋を擁立し、組織固めを図る。

 公明の太田は支援者のあいさつ回りを重ね地方創生を訴える。

 共産は石坂氏の後継に山口を擁立。三期目を目指す和田とともに、党勢の拡大を図る。社民の竹内は後援会の支持者回りに力を入れる。

 高島は無所属で出馬。女性の立場を訴える。鎌倉は起業支援を訴え中山間地も積極的に回る。市東北部が地盤の宮川は青少年の健全育成などを訴える。

 中島は松代地区が地盤。市南部の地域代表として支持を求める。若狭は会社の朝礼などを回り、健康都市推進や地方創生を訴える。

【須坂市・上高井郡区】(定数二)

村石 正郎75自現(5)

土谷フミエ67共新

永井 一雄72無現(3)

堀内 孝人66無新

 前回の無投票から一転、四氏による激戦となる。自民の村石は支援者へのあいさつ回りをこなし、共産の土谷は子どもの医療費窓口無料化などを訴える。永井は三期の実績で支持層を固める。新人で元須坂市議の堀内は、保守層の支持獲得を目指す。

【中野市・下高井郡区】(定数二)

丸山 栄一59自現(2)

小林東一郎56無現(2)

深井 克純58無新

 丸山は前回推薦だった自民の公認を得た。小林は民主、社民の推薦を受け、新人深井は知名度向上を狙う。

【千曲市・埴科郡区】(定数二)

下崎  保77自現(7)

荒井 武志63無現(1)

小川 修一47無新

 自民の下崎は、ミニ集会を重ねて七期の実績を訴える。民主、社民の推薦を得た荒井もミニ集会で支持拡大を狙う。新人の小川は前回に続く挑戦。

【飯山市・下水内郡区】(定数一)

宮本 衡司63無(3)

 宮本は新幹線延伸による観光活性化や、震災五年目に入った栄村の産業振興を訴える。

【上水内郡区】(定数一)

服部 宏昭70自現(6)

 服部は選挙区の二町一村をまんべんなく回り、防災対策に力を入れる。

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派略称は、自民=自、民主=民、公明=公、共産=共、社民=社、諸派=諸、無所属=無。

(敬称略)