四月三日告示、十二日投開票の県議選で、県選管は十七日、南信地区を対象にした立候補予定者手続き説明会を伊那市の生涯学習センターで開いた。八選挙区の定数計一五に対して、すでに立候補を表明している二十三陣営に加え、未表明の一陣営も参加した。

　正式な出馬表明をしていない陣営は、飯田市区での立候補を検討している。

　駒ケ根市区（定数一）には一陣営、伊那市区、茅野市・富士見町・原村区（ともに同二）にはそれぞれ二陣営が参加した。ほかの五選挙区は定数を超える陣営が出席した。

　説明会では、県選管の担当者らが立候補に必要な提出書類の注意事項や選挙運動に使用できる物品などについて説明した。久保友二書記長補佐は「県議選は住民が身近な地方政治で意思表示する重要な場だ。適正管理、執行に努めていきたい」と話した。