四月の統一地方選に向け、市町村選管委員長と各地方事務所の地方書記長を集めた会議が十七日、県庁であり、今後の日程や事務手続き上の注意事項などを確認した。

　会議は百五十人が出席した。県選管の深沢賢一郎委員長が、「他県では国政選挙で不正事案が発生し、本県でも昨年の衆院選で投票用紙の交付ミスがあった。貴重な投票が無駄になることのないよう適正な管理執行に努めてほしい」と呼び掛けた。

　県内の統一選は四月十二日に県議選が投開票され、同月二十六日に諏訪、茅野両市長選など九市町村の首長選と松本、岡谷市など三十四市町村の議員選が投開票される。うち七市町村は首長、議員の同日選となる。