三重

東員町長、朝日町長・町議、川越町議が告示

2015年4月22日

 統一地方選の東員と朝日の町長選、朝日と川越の町議選が二十一日告示され、いずれも選挙戦に突入した。川越町議選は補選を除くと二〇〇三年以来、十二年ぶりの選挙戦。投開票は二十六日。

 東員町長選はともに無所属で、新人の元町議近藤治隆氏(36)と、再選を目指す水谷俊郎氏(63)が立候補し、一騎打ちとなった。近藤氏は若さをアピールし、若い世代を町に呼び込む施策、水谷氏は行財政改革の継続や障害者雇用の推進などを訴える。

 朝日町長選もともに無所属新人で元町議の仲耕一郎氏(71)と栗田康昭氏(64)の一騎打ち。仲氏は現町政を批判し、改革を訴え、栗田氏は現町長から事実上の後継指名を受け、継承を掲げる。

 町長選と同時に行われる朝日町議選は定数一一に現職九人、新人五人の計十四人が立候補。党派別では共産一人、無所属十三人。

 川越町議選は定数一二に現職十人、新人三人の計十三人が立候補した。党派別では公明一人、無所属十二人。前回、前々回と無投票。十二年ぶりの選挙戦とあって小さな町を選挙カーが行き交った。

 (渡辺聖子、下泉亮一、河崎裕介)