三重

鈴鹿市長選第一声

2015年4月20日

◆杉本信之さん(57)=無新

杉本信之さん

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 薄い青色のシャツに黄色のたすきを掛け、鈴鹿市岡田の事務所前で第一声。前回に続く挑戦に、「投票してくれた人たちの思いが四年間の支えになった。多くの出会いと学びがあり私を大きくしてくれた」と感激の面持ちで声を張り上げた。

 市議を三期十二年務め、注力した地産地消の推進が「実践されておらず、市政は変わってない」と批判。「市民が幸せを感じるためには市職員の働きが大切」と唱え、行政改革の必要性を訴えた。

 笑顔で健康に過ごせるまちづくりを公約に掲げ「食と健康、農業をつなぎ合わせ、健康都市すずかを実現しよう」と呼び掛けた。期間中街宣に使う自転車にまたがり、手を振りながら街頭に飛び出した。

 (高畑章)

◆末松則子さん(44)=無現

末松則子さん

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 オレンジ色のジャンパー姿で、鈴鹿市地子町のJA鈴鹿本店に登場。「緊張で寝られなかった」と言いつつも気合に満ちた表情で「生まれ育って良かったと思えるまちづくりに次の四年も前進したい」と力強く訴えた。

 中学校給食の実施など一期目の実績を訴えた上で、「得意とする福祉や医療など、生活に密着した分野により予算配分したい」と強調。子育て支援総合センターの建設、企業誘致による財源確保などの施策を次々と挙げた。

 「鉄の女」と呼ばれた英国のサッチャー元首相になぞらえ、「強くてさびないステンレスの女となり、女性の視点を生かしたい」とアピール。一人一人と握手を交わした後、選挙カーに乗り込んだ。

 (鈴木智重)

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