三重

2町長選、2町議選は21日告示

2015年4月20日

 統一地方選後半戦で東員と朝日の町長選、朝日と川越の町議選が二十一日、告示される。町長選は二人ずつ、町議選もともに定数を超えて立候補を予定し、いずれも選挙戦の見込み。川越町議選は十二年ぶりの選挙戦になりそう。投開票は二十六日。

 東員町長選はともに無所属で再選を目指す水谷俊郎氏(63)と、新人で町議の近藤治隆氏(36)の二人が立候補を予定。水谷氏は四年間の実績を基に障害者雇用や在宅医療の推進、近藤氏は子育て施策の充実や財政基盤の強化などを訴える。

 朝日町長選はともに無所属で元町議の栗田康昭氏(64)と仲耕一郎氏(71)の新人同士の一騎打ちになりそう。現職の田代兼二朗氏(73)が引退を表明。田代氏から事実上の後継指名を受けた栗田氏は現町政の継承を掲げ、仲氏は町の停滞感の打破を訴える。

 朝日町議選は定数一一に現職九人、新人五人の計十四人が立候補を表明している。政党別では共産一人、無所属十三人。

 川越町議選は定数一二に現職十人、新人三人の計十三人が立候補を予定する。政党別では公明一人、無所属十二人。町議選は二〇〇七年、一一年と無投票で、選挙戦になれば〇三年以来。前回も選挙戦が予想されたものの、一人が立候補せず、一転して無投票になった。

 (渡辺聖子、下泉亮一)