三重

民主系が第1党維持県議選

2015年4月13日

 三重県議選(定数五一)は、無投票を除く九選挙区の三十六議席を目指し、四十七人が争った。自民は単独過半数を目指して二十六人を擁立したが、二十一人の当選にとどまり、逆に改選前から二議席減らした。

 改選前勢力は民主・連合系と自民勢が二十三議席ずつ。民主・連合系は擁立した二十三人全員が当選し、現有勢力の維持に成功。岡田克也民主党代表のお膝元として「民主王国」の底力を見せた。共産は四年ぶりに二議席の奪還を果たした。また、女性候補は改選前から倍増し、過去最多の六人が当選した。

 県議選は六十二人が立候補したが、八選挙区で十五人が無投票当選を決めた。

 改選によって過半数を占める勢力はなかった。

写真