候補者に33の質問
2015年4月7日
中日新聞社は、三重県知事選の候補者の考え方や人となりを浮き彫りにするため、「3」が重なる三重にちなんだ計33項目の質問を2人にぶつけた。
(藤井新一さんは【藤】、鈴木英敬さんは【鈴】で表記しました。届け出順)
◆無人島に持って行きたい本を一冊挙げるなら?
【藤】「星の王子さま」
【鈴】「竜馬がゆく」(司馬遼太郎著)。または、今野敏の警察小説
◆思い出の一曲は?その場面は?
【藤】五輪真弓「恋人よ」。ふられた日に車のラジオから流れてきた
【鈴】ZARD「負けないで」。大学浪人が決まった日に聴きまくった
◆飼ってみたいペットは?
【藤】イルカ
【鈴】犬(ミニチュア・ピンシャー)。←ドーベルマンの小さい版みたいな
◆欠かさず見ているテレビ番組は?
【藤】NHKニュース、大河ドラマ、嵐にしやがれ、すぽると!
【鈴】「流星ワゴン」
◆ストレスの解消法は?
【藤】歌をうたって解消
【鈴】よく食べ、よく飲み、よく眠る
◆最近、いつ泣いた?
【藤】孤独死された人のカルテを見た時
【鈴】伊賀や南伊勢町でロケをした「娚(おとこ)の一生」という映画を見たとき
◆後輩が「ため口」で話しかけてきた。注意する?
【藤】こちらもフレンドリーに受け答えして、それとなく気づいてもらう
【鈴】いきなりは注意しない。まずその話を聞いてみる
◆人生で最大の失敗は?
【藤】父の臨終に間に合わなかったこと
【鈴】日々失敗や反省だらけ。でも、それで諦めずに成功するまで続ける
◆「これだけは誰にも負けない」と思える特技は?
【藤】人の話を真剣に聞き、自分ができることは何かを考えること
【鈴】(素人の間という限定ですが)結婚式の司会
◆もし、1年間の長期休暇があったら何をする?
【藤】福島第一原発の事故対策の現場で働きたい
【鈴】家族で短期留学、希望はイギリス
◆子どものころにあこがれた職業は?
【藤】人類の役に立つ研究をする科学者
【鈴】政治家、学校の先生
◆自分の人生に最も影響を与えた人は?
【藤】両親。貧しくてもまじめに働いている親の姿は私の基礎にあります
【鈴】(良くも悪くも)両親かな
◆進学、就職の季節。若者たちに掛けたい言葉は?
【藤】人間らしく働ける職場をつくろう!人間性で負けるな!
【鈴】人間万事塞翁が馬
◆知事選に関心のない人に投票に行ってもらうため、どう説得する?
【藤】戦争する国づくり、格差拡大・若者使い捨て社会を変えましょう!
【鈴】自分だけじゃなく、恋人や子供や親などの大切な人を考えて行動を
◆三重への愛を自由に表現してください
【藤】いいとこやにぃ〜(^_^)/
【鈴】三重県が大好きなんです。それが僕の全ての原動力なんです
◆好きな三重の食べ物を1つ挙げるなら?
【藤】てこね寿司
【鈴】今の季節は、小女子(こうなご)!
◆三重県の最大の強みは?
【藤】豊かな自然とまじめな県民性
【鈴】多様性(実はそれ、ぜんぶ三重なんです)
◆今の三重県に欠けているものは?
【藤】やさしい県民性で、もっと主張していいと思います
【鈴】充実した公共交通機関
◆もし「三重県」の名称を変えるとしたら、何県にする?
【藤】しあわせみえ県
【鈴】変えない
◆三重県の最大のライバルは、都道府県で言えばどこ?
【藤】群馬県。同じ財政力で子ども医療費完全窓口無料を中学校まで実施
【鈴】三重県(まずは自分たちの魅力をみんなで磨き上げることが大事)
◆三重県は中部地方と近畿地方、どっち寄り?
【藤】県政にどっちよりもありません。中部・近畿どちらとも連携が必要
【鈴】両方。あえてどっちかに決める必要はない
◆もし財源が無限にあるとしたら、何をやる?
【藤】医療・介護・保育・社会保障の充実。無尽蔵の海流発電の研究
【鈴】子ども達の教育に関する全ての費用を不要にする
◆正直、「取り組みにくい」と感じる政策分野は?
【藤】県民の願いに応え、知恵を出し合えば取り組みにくいものはない
【鈴】政策分野ではなく、財政が厳しいことが様々な制約や障壁
◆三重の「南北格差」をどう解消する?
【藤】安心安全な食と環境守る農林漁業を戦略的に位置付けした政策
【鈴】南部における定住促進、学ぶ場や働く場の構築
◆三重県として、国に言いたいことは?
【藤】大企業本位、戦争する国づくりやめ、暮らしを守る予算へ転換を
【鈴】もっと地方の力を信用して、分権してほしい
◆県職員に求めたいことは?
【藤】県民の願いに応える積極的な政策提案
【鈴】自分で心理的なリミットを設けず、自分を信じてさらにチャレンジ
◆疲弊する商店街を活性化させるには?
【藤】大型店の出店をまちづくり・地域活性化の観点から規制する
【鈴】「高度化資金」という国の制度の借金返済を一気に免除する
◆人口減少を食い止める方法は?
【藤】誰もが安心して暮らせる社会保障の充実。若者の雇用を守る
【鈴】「学びたい」「働きたい」「暮らし続けたい」の希望がかなう地域に
◆20年後の三重県が自慢できるものは何だと思う?
【藤】私が知事になれば、若者・子育て・高齢者支援日本一にします
【鈴】第63回式年遷宮を経て、「世界の聖地」となった伊勢神宮
◆知事に最も必要なものは何だと思う?
【藤】県民のいのちと暮らし、地元産業に心を寄せた政策と決断力
【鈴】実現力、決断力、説明力、巻き込み力
◆憲法9条の改憲の賛否は?
【藤】改憲は不要です。むしろ9条を世界に広めて平和を守りましょう!
【鈴】憲法遵守で職務を遂行する立場であり改憲の是非にはコメントせず
◆原発は必要だと思う?
【藤】原発は不要。再生可能エネルギーの普及で自給率を高めましょう!
【鈴】原発の電源構成比率は下げていくべき
◆政府が進める農協改革へのスタンスは?
【藤】農協の自主性にまかせるべきで、国が圧力をかけて変えるのは反対
【鈴】地域の現場を混乱させないようにするべき