三重

期日前投票用紙を同じ人に2回交付大台町

2015年4月5日

 大台町は四日、県知事選と県議選の期日前投票で、投票に来た八十代の女性に、県議選の投票用紙を二回交付するミスをしたと発表した。

 女性は四日午前中、町大杉谷出張所に期日前投票に訪れた。四十代の男性町職員が、知事選の投票用紙を渡すところ、誤って県議選の投票用紙を渡した。知事選の投票を終えた女性に、再び県議選の投票用紙を渡した。女性が投票所を出た後、職員は手元に残った投票用紙を確認して、ミスに気付いた。町選管によると県議選の投票用紙に知事候補名を書いた場合、無効になる。女性は県議選の投票用紙とはいえ、一回投票しており知事選にあらためて投票できない。

 町選管は「心から深くおわび申し上げます。選挙事務の公正かつ的確な執行を図るよう選挙事務の再確認、チェック機能の強化を徹底します」とコメントを出した。