「路線継続に支持」土岐市長選、加藤靖也さん新人退ける
2015年4月27日
当選を確実にし孫の結加ちゃんを抱く加藤靖也さん=土岐市土岐口南町の事務所で |
土岐市長選は、無所属現職の加藤靖也さん(60)が無所属新人の加藤修さん(42)を退けた。
午後九時ごろ、同市土岐口南町の事務所で、支持者に囲まれて「企業の希望に応じて土地を開発し、誘致したい。市の魅力である陶磁器産業を盛り返し、発信したい」と決意を述べた。
現市政を批判する相手候補に差をつけ、早々の当確。「市民に地道に政策を説明してきたことが結果につながった。路線の継続が支持された」と胸を張り、今後は「一期目でまいた種の芽を大きな木に育てたい」と語った。
一期目の実績を背景に、二期目はJR土岐市駅前の道路や広場の整備、イオンモール進出に向けた準備を進めるとして出馬した。
二週間前の県議選土岐市選挙区では、近い関係にある現職の得票が新人二人の合計を下回ったが「自分は自分と気にしなかった」。後援会を軸に個人演説会を毎晩開催し、県議や市議の支援も受けた。