岐阜

土岐市長選第一声

2015年4月20日

◆加藤靖也さん(60)=無現

加藤靖也さん

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 四年前の市長選で「土岐市を再起動」をキャッチフレーズに出馬し当選した。それから必死にやってきた。今は種をまき、芽が出た程度だ。これから大変な時期になる。

 強い街づくりが最優先。財政を豊かにし、都市の基盤を整える。例えば企業誘致。多くの企業に来てもらい、雇用を促進する。

 地場産業の陶磁器産業には多くの市民が従事している。伝統産業であり、市の魅力。頑張って支援したい。

 人口減少は避けられない。今の市の運営は成り立たなくなる。いかに市を再編するか、体力を付けるかがこれから問題になる。行財政改革を重点的に頑張りたい。強い市ができれば、教育や福祉もできる。私に四年間を任せてほしい。

◆加藤修さん(42)=無新

加藤修さん

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 市役所の建て替え計画の見直しを最大のテーマとしたい。四十億円以上の税金が使われる。それなのに「知らなかった」と言う市民が多すぎる。驚き、危機感を覚えた。市政の情報をしっかりと市民に知ってもらえる「開かれた市政」を目指す決意だ。

 公約には医師が不足する市立総合病院の徹底した改革をはじめ、産婦人科の設置や子育て支援の充実、高齢者や障害者に優しく、災害に強い町づくりを掲げた。JR土岐市駅周辺の活性化のほか、産業、文化、観光の三位一体の美濃焼の推進もしていく。

 昨年四月から市内の民家を一軒ずつ回り、一人一人からもらった言葉を内容に反映させた。一歩ずつ進めていく覚悟だ。

=上から届け出順