岐阜

子育て支援など3氏が持論瑞穂市長選

2015年4月18日

壇上で決意や政策を述べる(前列左から)棚橋氏、堀氏、鳥居氏=瑞穂市別府の市総合センターで

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 十九日告示の瑞穂市長選を前に、朝日大の学生でつくる実行委員会は十七日夜、瑞穂市別府の市総合センターで立候補予定者による公開討論会を開いた。立候補を表明している三人が意見を戦わせた。出席したのは、現職の堀孝正氏(73)と、新人で市議の棚橋敏明氏(65)、建築設計業の鳥居佳史氏(60)。同大法学部の斎藤康輝客員教授が進行役を務め、学生や高齢者ら約三百五十人が耳を傾けた。

 三人は、若者の定住やインフラ整備などについて持論を展開。子育て世代への対策について、堀氏は「高校卒業までの医療費を無料化したい」、棚橋氏は「待機児童が入れる施設が早急に必要」、鳥居氏は「すべて行政ではなく、地域で支える仕組みを住民とつくる」と主張した。

 討論会は、有権者に投票に行くきっかけにしてもらおうと、実行委が初めて企画した。

 (磯部旭弘)

◆16氏が政策語る 羽島市議選

政策を語る羽島市議選の立候補予定者たち=羽島市の市文化センターで

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 羽島市議選(定数一八)が十九日に告示されるのを前に、立候補予定者による公開討論会が十七日夜、同市竹鼻町丸の内の市文化センターで開かれた。

 羽島青年会議所が、投票の参考にしてもらおうと初めて企画。同市議選には二十人が立候補を予定しており、そのうち現職十二人、新人四人の計十六人が出席した。

 予定者たちは壇上に並び、まず二分間ずつ自己PR。「防災士の資格を取得した。市民にも広めていきたい」「情報公開を進め、透明な行政を実現したい」などと主張した。

 「若者が政治に関心がないのは、市に問題があると思うか」といった十の質問には、○×で答えた。その回答は同会議所のホームページで公開する。

 (大島康介)

◆立候補受け付けで選管が予行演習 岐阜市議選

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 岐阜市議選が十九日に告示されるのを前に、市選挙管理委員会は十七日、市役所で立候補受け付けリハーサルを行った=写真。

 選管職員と、当日応援に入る市職員計十五人が参加。受け付けの手順を丁寧に確認したり、「七つ道具」と呼ばれる腕章やのぼりなどを点検したりした。

 岐阜市議選は定数三八に対して五十人が立候補を予定。すでに全員が事前審査を済ませている。

 服部悦郎事務局長は「今回も立候補者が多い。選挙運動がスムーズに行えるよう、慎重かつ手際良く受け付けをしたい」と話した。

 (宇佐美尚)