岐阜

県内市町村議選、直前展望

2015年4月17日

◆岐阜市議選(定数三八)

 現職三十二人、新人十四人、元職四人の計五十人が立候補を予定している。党派別では自民が十五人、民主は二人、維新は一人、公明は五人、共産は四人を公認。無所属二十三人のうち、三人が自民、別の二人が民主から推薦を受ける。

 立候補予定者は前回選挙よりも五人少ないが、定数が直前に四一から三減されたことから、今回も二桁の候補者が落選する乱立模様となっている。

◆羽島市議選(定数一八)

 現職十四人と新人六人の計二十人が立候補する。

 党派別では自民二人、公明二人、共産一人で、残る十五人は無所属。新人のうち五人が民間企業出身者となっている。

◆大垣市議選(定数二二)

 定数が二減となった中、現職二十人、新人九人の計二十九人が立候補し、激戦が予想される。

 自民は現職十一人、新人三人を公認し、現有十二議席からの上積みを目指す。民主は現職一人、公明は現職二人を擁立。共産は現職と新人計二人を公認した。無所属は現職と新人が五人ずつ挑む。

◆養老町議選(定数一三)

 現職九人、新人三人、元職三人の計十五人が立候補の見通し。政党別では、共産一人、無所属十四人。直前まで出馬を検討していた六期の現職は健康上の不安から出馬を取りやめ、四期の現職は出馬の有無を公表していない。

◆垂井町議選(定数一三)

 現職七人、新人七人、元職二人の計十六人が立候補を予定。党派別では、公明一人、無所属十五人。

◆関ケ原町議選(定数九)

 現職八人、新人一人、元職一人が出馬を予定し、八年ぶりの選挙戦となる見通し。党派は共産一人、無所属九人。

◆神戸町議選(定数一〇)

 現職八人、新人二人、元職一人の計十一人が立候補を予定し、前回に続いて選挙戦となる見通し。党派は共産一人、無所属十人。

◆大野町議選(定数一〇)

 現職七人、新人四人の十一人が立候補。党派別では公明一人、無所属十人。候補者は前回の十五人から大幅に減るが、町内六地区すべてから立つ構図となる。

◆関市議選(定数二三)

 現職二十一人、新人六人の計二十七人が出馬。党派別では自民一人、公明三人、共産二人、無所属二十一人。

 前回選までは、旧町村単位の選挙区を県内で唯一残していたが、今回から全市統一の選挙区で実施。定数も二減となる。

◆美濃市議選(定数一三)

 現職八人、新人五人、元職一人の計十四人が出馬。党派別では自民二人、公明一人、無所属十一人。共産は八期務めた現職が引退し、今回は後任となる公認・推薦候補は擁立を断念した。

◆坂祝町議選(定数一〇)

 現職七人、新人三人、元職一人の計十一人が事前審査を終えた。党派別は公明一人、共産一人、無所属九人。

◆富加町議選(定数八)

 現職五人、新人四人、元職一人の計十人が事前審査を済ませ、八年ぶりの選挙戦となりそう。党派別では、全員が無所属。

◆多治見市議選(定数二四)

 現職二十一人、新人六人の計二十七人が立候補。党派別では自民四人、民主一人、公明三人、共産一人、無所属十八人。二十代の候補が三人、名乗りを挙げている。

◆中津川市議選(定数二一)

 今回から定数が三減。現職十八人、新人七人、元職一人の計二十六人が立つ。党派別では公明二人、共産二人、無所属二十二人。

◆土岐市議選(定数一八)

 現職十三人、新人六人の計十九人が立候補。党派別は公明二人、共産一人、無所属十六人。市中心部の泉地区では、無所属の五人が地域票を争う。

◆高山市議選(定数二四)

 現職十七人、新人六人、元職二人の計二十五人が出馬。党派別では公明二人、共産二人、無所属二十一人。日本一面積が広い市で、激しい票の奪い合いとなりそう。

◆白川村議選(定数七)

 今回から定数を一減。いずれも無所属の現職六人、新人二人の計八人が立候補を予定しており、八年ぶりの選挙戦になる見通し。