岐阜

県議選、51人にきょう審判

2015年4月12日

写真

 統一地方選前半戦の県議選(定数四六)は十二日、投開票される。十五選挙区の計三十一議席を争った五十一人が、有権者の審判を受ける。すべての開票作業は十三日午前零時ごろには終わる見通し。無投票で当選した十二選挙区の十五人と合わせ、県議会の議席が決まる。 

 投票所は、二十七市町村の五百二十七カ所に設けられ、受け付けは原則、午前七時から午後八時まで。中津川市や大垣市など八市町村の百十カ所は、締め切り時刻を最大三時間早める。繰り上げ投票所は、県選管のホームページで確認できる。

 開票は各市町村で午後九時半までに始まり、最も早く作業が終わる予定は、揖斐郡の池田町と加茂郡の川辺町で午後九時四十分。有権者数が最多の岐阜市は、十三日午前零時の見込みだ。

 県選管は、開票状況を午後九時五十分からホームページ(HP)で速報する。各候補者の得票数は、二十〜三十分ごとに更新する。十一日には、岐阜市の県庁本庁舎でリハーサルを実施。職員ら三十七人が、各市町村から関連データを受け取り、HPに掲載する手順などを確認した。

 県議選の投票率は低下傾向で、過去三回連続で最低を更新。前回の二〇一一年は、東日本大震災から一カ月で自粛ムードだったことも影響し、45・70%と初めて50%台を割り込んだ。

 県選管の大松利幸委員長は「選挙は民主主義の基盤であり、すべての有権者が投票に参加されることを切望いたします」とのコメントを発表した。

 (統一地方選取材班)