これからの日本は農業や漁業者、住民一人一人の手で世界と戦える経済圏をつくる必要がある。それを田原から始めたい。農業経済特区を実現する。国の進める地方創生を阻むのは地方の組織としがらみ。首長がやる気になれば実行できる。交通網の貧しい渥美半島で新たな構想のバス路線もつくる。住んで幸せな街をつくりたい。

　昨年秋に立候補を決めてから、家族や親戚、友人などを頼りに準備を進めてきた。渥美半島を元気にするために、絶対に勝たねばならない。第一に道路整備を掲げてきたが、それ以外にも医療、雇用、福祉など問題が山積している。この地に生まれ、育てられた。その恩返しがしたい。皆さんの応援をお願いしたい。

　全ての世代と団体をつなぎ、皆が当たり前の生活を、当たり前に送れる渥美半島をつくりたい。私を含む五十代は、半島の今後を支える責任世代。われわれが今後の田原市を担えるかを選択いただくのが今回の選挙だ。数カ月間、渥美半島の力と人々の痛みを感じてきた。痛みを少しずつ和らげ、一人ひとりの幸福感を上げたい。

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