愛知

瀬戸と田原、市長選が激戦に23市議選も19日告示

2015年4月18日

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 統一地方選は十九日、県内では瀬戸、江南、豊明、田原の四市長選と、二十三市議選が告示され、後半戦が始まる。二十一日告示の二町長選、十四町村議選とともに二十六日に投開票される。

 =立候補予定者の並びは現職、新人の順、新人は五十音順。敬称略

 中日新聞のまとめでは、四市長選には計十二人が立候補を予定している。いずれも男性。

 瀬戸、田原市長選はいずれも現職が引退を表明しており、瀬戸は立候補予定だった一人が取りやめたため新人四人、田原は新人三人による激戦になる見通し。江南市長選は四選を目指す現職と新人の一騎打ち、豊明市長選は現職に新人二人が挑む構図になりそうだ。

 一方、市議選は豊橋、一宮、瀬戸、半田、春日井、豊川、津島、豊田、安城、蒲郡、犬山、常滑、江南、大府、知多、尾張旭、高浜、岩倉、豊明、日進、みよし、あま、長久手の二十三市。計五百五十議席に対し、計六百八十人が立候補を予定している。

 瀬戸、江南、豊明の三市は市長選とのダブル選挙になる。

 市議選の数自体は二〇一一年の前回統一選と同じだが、前回は合併に伴う西尾市の増員補選があり、今回は一二年に市制施行した長久手市が新たに加わった。

 前回は補選の西尾市を含む二十三市の計五百五十二議席に対し、計六百九十五人が立候補。そのうち女性は13・5%の計九十四人だった。各市議会で定数削減が進み、議席数も減った。

 (統一地方選取材班)

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