愛知

自民が過半数確保県議選、共産は議席奪還

2015年4月13日

 愛知県議選(定数一〇二)では、最大会派の自民が現有四十七議席から七議席増やし、単独過半数(五十二)を確保。民主は二十三議席から九議席を上積みし第二党の地位を守った。

 前回選挙以降の所属政党替えにより二議席を持っていた維新は県議選に初挑戦し十二人中二人が当選。公明は六人全員が当選した。二月の知事選で大村秀章知事の対抗馬を支援した共産は十一中二人が当選。十二年ぶりに議席を奪還した。

 生活と次世代は議席を獲得できなかった。前回十三人が当選した河村たかし名古屋市長の減税日本は四人全員が落選した。

 五十五選挙区のうち二十選挙区で三十人が無投票当選を決めており、残りの三十五選挙区の定数七二をめぐって百二十五人が争っていた。投票率は前回を3ポイント余り下回る38・50%で過去最低。

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