愛知

名古屋市議選きょう投開票大勢判明0時ごろ

2015年4月12日

名古屋市議選最終日、オープンカーに乗り街を歩く有権者に最後のお願いをする候補者=栄で

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 名古屋市議選(定数七五)は十二日、投開票される。全十六選挙区に立候補した計百三十六人が九日間の選挙戦を展開。支持を求める訴えに声をからし、有権者の審判を待つばかりとなった。大勢判明は、十三日午前零時前後の見通し。 (統一地方選取材班)

 投票は県議選と同時に午前七時から午後八時まで、各地の小中学校やコミュニティーセンターなど計三百六十六カ所で受け付ける。

 開票は午後九時十五分から、全十六区役所で一斉に開始。市選管によると、開票作業の終了が最も早そうなのは瑞穂区の午後十時四十分ごろ。西、中村、港、緑、天白区は午前零時ごろ、中川区は午前零時十五分ごろ終了し、十六区すべての結果が確定する見込み。

 これまでの情勢分析では、最大会派の自民は改選前の十八議席から伸ばす勢い。前回は当選十一人と惨敗した民主は復調への足掛かりという位置付け。公明は十二議席の維持に向け、安定した戦いをみせた。

 焦点は前回二十八議席を獲得し、大躍進した河村たかし市長与党の減税日本がどこまで踏みとどまれるか。市議選の結果が、今後の市政運営を占うことになる。

 全国的な追い風を背にする共産は五議席からの大幅増を狙い、維新や次世代の党は地方選でどこまで有権者に浸透できるかが問われる。

 市選管は投開票の状況を伝えるインターネットのホームページhttp://www.senkyosokuhou-nagoya.jp/を開設した。