愛知

愛知県議選で男性二重投票知立市選挙区

2015年4月12日

 愛知県知立市選管は十一日、十二日に投開票される県議選知立市選挙区(定数一)の期日前投票で、二重投票があったと発表した。

 市選管によると、二十代の男性が、投票所の市役所で七日と十一日にそれぞれ期日前投票した。一回目は投票所への入場券を持参せず、投票所の職員に氏名や住所を確認された上で投票。二回目は入場券を持参して投票した。

 二回目の投票時に受け付けを担当した市の臨時職員が、パソコン画面上で男性が投票済みになっているのを見落とし、投票用紙を交付したのが原因。今回の投票は他の票と区別できないため、記載に不備がなければ有効票として扱われる。

 市選管は同日、県警安城署に通報した。市選管の岡田英理子委員長は「大変申し訳ない。今後このようなことがないよう注意する」とコメントした。

 知立市選挙区では三人が出馬している。