<なごや市議選 立候補予定者の顔ぶれ>(4)
2015年4月2日
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■守山区(定数六)
北野 由晴39自現<1>
松井 良憲50自現<1>
小川 俊之39民現<2>
金庭 宜雄55公現<3>
松山 豊一45減現<1>
榑松 順子58共元<1>
鎌倉 安男57減元<2>
奥田 貢57維新
松原美佐子67諸新=社・生
自民は前回初当選した松井と、二〇一三年の補選で初当選した北野が再選を目指す。かつては三議席あった民主だが、前回トップ当選の小川が議席維持に盤石の構え。公明の金庭は四選を目指す。減税は現職の松山に加え、元民主の鎌倉を公認して前回同様、二議席を狙う。共産の榑松は返り咲きに懸命で、維新は奥田が食い込みを図る。新人三人で設立した政治団体に所属する松原は、社民、生活が推薦する。
■緑区(定数八)1増
岩本 崇宏42自現<2>
中里 高之50自現<2>
山本 久樹50維現<3>
近藤 和博40公現<1>
佐橋 亜子47共現<1>
余語冴耶香37減現<1>
岡本 康宏38民元<2>
松本 守51民新
古川 誠65共新
筬島 直人35次新
増田 成美41減新
斎藤 幸男41無新
定数が一増え、最多の選挙区となった。自民はともに三選を目指す岩本と中里が議席の維持に全力。現職がいない民主は、前回次点に泣いた岡本と、名鉄労組出身の新人の松本で二議席獲得に挑む。前回民主で当選した山本は維新となり、議席確保に懸命。公明は近藤が県議選の公認候補と二人三脚で支持者を固める。共産は佐橋に加え、新人の古川を擁立して二議席目を狙う。次世代は党支部青年局長の筬島を立てる。前回二議席獲得した減税だが、現職の一人が除名。もう一人の現職の余語と、昨年末の衆院選に出馬した新人の増田で二議席を取りたい考えだ。前回、みんなの党から出馬した斎藤は無所属で準備を進めている。
■名東区(定数五)
丹羽 宏54自現<2>
日比健太郎34民現<2>
小林 祥子58公現<3>
浅井 康正64減現<1>
久津屋利枝30自新
高木 士峰55維新
斉藤 愛子59共新
自民は三選を目指す丹羽と、新人で元三菱UFJ信託銀行員の久津屋を立て、二議席目を狙いにいく。前回、二人を擁立した民主は日比に絞り、議席を死守する構え。公明も党県副代表で前回トップ当選の小林が万全を期す。前回選挙で二議席を得た減税だが、一人が除名となり、市議団長を務めた浅井が議席死守に懸命。維新は元高速道路関連会社社長の高木を、共産は党県常任委員の斉藤を擁立する。
■天白区 (定数五)
成田 隆行40自現<2>
堀田 太規40維現<1>
三輪 芳裕55公現<4>
田口 一登56共現<5>
鈴木 孝之54減現<1>
田中 里佳52民元<5>
諸隈 修身73無元<6>
加納 靖子28自新
尾藤 裕子56次新
太田 敏光66無新
現職五人に、元職二人、新人三人が挑む混戦となりそうだ。自民は党県青年局幹事長の成田と、新人で不動産賃貸会社員の加納の二人を公認した。公明は前回トップ当選の三輪が五選を目指す。
前回二議席を失った民主は、次点だった元副議長の田中が議席奪還を目指す。元民主県副代表の諸隈は、無所属で返り咲きを狙う。一方、前回二議席を獲得した減税は、堀田が維新から、鈴木が減税からそれぞれ再選を目指す。共産は六期目を狙う田口を、次世代は前回、減税から出馬した介護サービス会社社長の尾藤を立てる。元自動車会社員の太田も前回に続き無所属で挑む。
=終わり
【注】立候補予定者一覧は(1)現職、元職、新人(2)所属政党の衆院勢力(3)同じ政党は当選回数(4)当選回数が同じ場合と無所属新人は五十音−の順。丸数字は当選回数。年齢は投票日の満年齢。=以下は推薦政党。自は自民、民は民主、維は維新、公は公明、共は共産、社は社民、生は生活、次は次世代、減は減税、諸は諸派、無は無所属。文中敬称略。市議会は三月十二日に任期満了を迎えたが、同日時点の現職議員は現職と表記する。