<なごや市議選 立候補予定者の顔ぶれ>(3)
2015年4月1日
■熱田区(定数二)
片桐 栄子 63 維現<1>
服部慎之助 40 自新=公
森 智雄 44 民新
西田 敏子 60 共新
森脇 賢 45 減新
前回トップ当選の片桐は、減税を離れて維新から出馬。自民は衆院議員秘書の服部が議席奪還を期す。民主は、引退する党市議団幹事長の後継の森が議席維持に全力を挙げる。西田は同区で初の党議席獲得を目指す。減税の森脇は元松江市議。
■中川区(定数七)
岡本 善博 67 自現<6>
浅井 正仁 50 自現<1>
久野 浩平 78 民現<11>
山崎 正裕 54 民現<1>
馬場 規子 59 公現<4>
木下 優 60 公現<3>
林 直樹 52 無現<1>
江上 博之 60 共元<3>
広田 幸治 32 維新
伊藤 浩士 58 社新
高木 善英 34 減新
鬼頭 忠義 77 無新
田畑 和紀 45 無新
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定数七を十三人が争う激戦区。自民は元議長の岡本が七選、若手の浅井が再選を目指す。民主は元議長の久野に加え、減税を離れた山崎を公認し前回失った二議席目を狙う。公明は元副議長の馬場、市議団幹事長の木下が議席堅持に全力。
減税を離れた林が無所属で再選に挑み、減税は新たに法務事務員の高木を擁立する。維新の広田は元大治町議。共産は江上が返り咲きを図る。伊藤は社民が市内で唯一公認。元市職員の鬼頭は無所属で出馬を準備し、田畑は生活からの出馬を模索する。
■港区(定数五)
坂野 公寿 68 自現<3>
加藤 一登 53 民現<4>
佐藤 健一 46 公現<1>
山口 清明 53 共現<3>
宇佐美汝久愛51 無現<1>
吉田 茂 52 自新
下村 直資 53 維新
刑部 光芳 60 減新
現職五人に新人三人が挑む。前回は候補を一本化した自民だが、現職の坂野と、新人で元名古屋地裁事務官の吉田を立て、二議席獲得を狙う。反対に、前回二人擁立の民主は、党県副代表の加藤に絞り万全を期す。公明は前回トップ当選した佐藤、共産は四選を狙う山口で議席維持に着々と準備。前回、減税公認で当選した宇佐美は無所属で挑む。維新は新人で食品卸売会社社長の下村を、減税も新人で鍼灸(しんきゅう)師の刑部を、それぞれ立てる。
■南区(定数五)
横井 利明 53 自現<6>
橋本 浩幹 35 民現<2>
福田 誠治 61 公現<3>
湯川 栄光 53 減現<1>
中村 孝道 58 無現<1>
藤沢 忠将 45 自元<5>
大大 大輔 30 維新
高橋 祐介 36 共新
戸野 周二 49 無新
永田 真一 45 無新
現職五人と元職一人、新人四人が争う構図になりそうだ。自民は七選を目指す横井と、二〇一三年の市長選に出馬した元職の藤沢の二人を立て、二議席を狙う。前回、二人を擁立して共倒れとなった民主は、二年前の補選で議席を奪還した橋本に一本化して臨む。公明は福田が四選を目指す。前回は減税公認で当選した中村が、生活からの出馬を模索。減税は現職の湯川で議席を死守したい考え。維新は衆院議員秘書の大大を、共産は元高校臨時教員の高橋を公認した。食品小売会社社員の戸野と、建設会社役員の永田が無所属で挑む。
【注】立候補予定者一覧は(1)現職、元職、新人(2)所属政党の衆院勢力(3)同じ政党は当選回数(4)当選回数が同じ場合と無所属新人は五十音−の順。丸数字は当選回数。年齢は投票日の満年齢。=以下は推薦政党。自は自民、民は民主、維は維新、公は公明、共は共産、社は社民、生は生活、次は次世代、減は減税、諸は諸派、無は無所属。文中敬称略。市議会は三月十二日に任期満了を迎えたが、同日時点の現職議員は現職と表記する。