愛知

<なごや市議選 立候補予定者の顔ぶれ>(2) 

2015年3月31日

■中村区(定数五)

斎藤 高央 47 自現<1>

鵜飼 春美 66 民現<4>

中村  満 57 公現<3>

冨田 英寿 55 無現<1>=民

小出 昭司 53 自元<1>

梅岡 由佳 32 維新

藤井 博樹 37 共新

佐野  勉 61 減新

山本コトミ 60 無新

写真

 現職四人と元職一人、新人四人で五議席を争う構図になりそう。自民は、現職の斎藤に加え、四年前に敗れた元職の小出を公認し、二議席目を狙う。民主は、五選を目指す議長の鵜飼のほか、前回は減税でトップ当選した後、無所属となった冨田を推薦する。公明は、中村が四期目に万全を期す。維新は元高校教員の梅岡を、共産は元会社員の藤井をそれぞれ擁立。前回二議席を獲得した減税は、釣りライターの佐野を立てる。政治団体代表の山本も無所属で当選を目指す。

■瑞穂区(定数三)1減

藤田 和秀 51 自現<4>=公

金城  裕 55 減現<1>

荒川 和夫 68 無現<1>

前田 有一 61 無元<3>=次

土居 芳太 49 民新

塚本 剛志 34 維新

加能 拓人 25 共新

川崎  務 59 無新

 前回から定数一減で混戦模様。前回二人を立てた自民は、元議長で公明推薦の藤田への一本化で万全を期す。減税は金城が再選を目指す。元減税の荒川は生活からの出馬を模索。民主の土居は中電労組が支援する。維新の塚本は、地元の衆院議員の地盤を活用し、食い込みを図る。前回は自民で議席を失った前田は無所属となり、次世代の推薦を受ける。加能は共産で同区初の議席を狙う。川崎は無所属で挑戦する。

■中区(定数三)1増

中田千津子 62 自現<5>=公

済藤 実咲 35 無現<1>

則竹 勅仁 49 次元<3>

菱田聡一郎 40 民新

榎沢 利彦 53 維新

西山あさみ 25 共新

高橋 圭三 50 減新

安間 優希 45 諸新=社生

加藤  南 69 無新

 定数が前回から一つ増えた。中田は公明の推薦を受け、万全の態勢で六選に挑む。菱田は民主の元衆院議員秘書で、連合が推薦。減税の高橋は県議選の候補と二人三脚で回る。元減税の二人は済藤が無所属で、則竹が次世代から出馬。維新は造園業の榎沢を擁立し、西山は共産として同区初の議席を目指す。安間は社民、生活が推薦。元自民で県議長まで務めた加藤は無所属で戦う。

■昭和区(定数四)

西川  学 47 自現<2>=公

奥村 文洋 63 民現<7>

大村 光子 53 減現<1>

真野  哲 53 維新

柴田 民雄 50 共新

加藤 絢子 30 次新

 現職三人と新人三人が四議席を争う。前回は二人を擁立した自民は、海部俊樹元首相の秘書だった西川に一本化。民主は、議長経験のあるベテラン奥村が八選を目指す。四年前に二人が当選した減税は、大村で議席を死守する構え。維新は福祉用具レンタル会社社長の真野を立てる。共産は、一三年四月の市長選に立候補した柴田を立て、前回失った議席の奪還を図る。次世代は、県議選に回る市議の後継として加藤を擁立する。

 【注】立候補予定者一覧は(1)現職、元職、新人(2)所属政党の衆院勢力(3)同じ政党は当選回数(4)当選回数が同じ場合と無所属新人は五十音−の順。丸数字は当選回数。年齢は投票日の満年齢。=以下は推薦政党。自は自民、民は民主、維は維新、公は公明、共は共産、社は社民、生は生活、次は次世代、減は減税、諸は諸派、無は無所属。文中敬称略。市議会は三月十二日に任期満了を迎えたが、同日時点の現職議員は現職と表記する。