十九日に告示された敦賀市長選。市体育協会会長で住宅設備会社社長の中村紀明氏（６０）、元市議で行政書士の渕上隆信氏（５４）のいずれも無所属新人二氏が立候補し、選挙戦に突入した。両候補はそれぞれの事務所前で第一声を上げ、自身の公約や地域経済の立て直しを訴えた。十八日現在の選挙人名簿登録者数は五万四千二百七十七人（男性二万六千四百九十五人、女性二万七千七百八十二人）。

　あわら市長選には、新人で学習塾経営の大下重一氏（６８）と、現職で三選を目指す橋本達也氏（６０）のいずれも無所属の二人が立候補した。

　今回の選挙では大きな争点はなく、市を二分した前々回（二〇〇七年）と比べれば、市民の関心は低調なままで選挙戦に入った。

　四月十八日現在の選挙人名簿登録者数は二万四千二百九十八人（男性一万一千三百七十七人、女性一万二千九百二十一人）。