福井

県議選、舌戦きょう幕開け

2015年4月3日

 三日に告示される県議選(定数三七)は現職二十九人、元職二人、新人十四人の計四十五人が立候補する見通しだ。投開票は知事選と同じ十二日。無投票が見込まれる坂井市(定数四)、勝山市(同一)、大野市(同二)、鯖江市(同三)、大飯郡(同一)を除く七選挙区で、舌戦に幕が開く。

 立候補届け出は三日午前八時半から午後五時まで、福井市大手三の市企業局庁舎や敦賀市役所など選挙区ごとに県内十二カ所で受け付ける。

 期日前投票は四日から知事選とともに各市町の庁舎など計四十カ所で開始。いずれも十一日まで午前八時半から午後八時まで投票できる。問い合わせは、各市町選管へ。

 (塚田真裕)

◆選挙人名簿登録者数は64万5466人

 県議選の告示が前日に迫った二日、県選管は同日現在の選挙人名簿登録者数を発表した。総数は六十四万五千四百六十六人で、二〇一一年の前回選挙時に比べて八千四百七十八人減少した。

 内訳は男性三十万九千五百五十七人、女性三十三万五千九百九人。市町別でみると増加は鯖江市のみで、残る十六市町では減った。最多は福井市の二十一万四千七百五十六人、最少は池田町の二千五百三十八人だった。

 これに伴い、選挙人名簿登録者数に応じて算出される候補者一人当たりの選挙運動費用の支出制限額(選挙区別)が確定。最低額の選挙区は大野市の五百十一万四千五百円で最高額はあわら市の五百九十一万六千九百円となった。

 (山本洋児)

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