県民のため、誓い熱く知事選2候補の公約紹介
2015年3月27日
26日に告示された知事選に、共産新人で党県書記長の金元幸枝さん(57)と、4選を目指す無所属現職の西川一誠さん(70)が立候補した。原発や北陸新幹線などを争点に、県内各所で舌戦を展開。有権者は候補者の主張に耳を傾け、身近な政策や地方の活性化について注目するなどの声が聞かれた。
=上から届け出順
◆金元幸枝さん(57)=共新
選挙カーから手を振って支持者に応える金元幸枝さん=福井市の事務所前で |
現県政から三つの転換を図ります
▽原発にしがみつく県政から、「原発ゼロ」・命を大切にする県政へ。再稼働を許さず、廃炉に。原発から自立したまちづくりを進めます
▽暮らしに冷たく、北陸新幹線に熱中する県政から、ムダをなくし、暮らしを応援する県政へ。新幹線計画を見直し、子どもの医療費窓口無料化などを優先します
▽「九条改憲」の動きを容認する県政から、平和を守り、憲法を生かす県政へ。戦争する国づくりを許しません
◆西川一誠さん(70)=無現
集まった支持者と握手する西川一誠さん=福井市の事務所前で |
ふくいの「ふるさと力」を結集し、住むひと・来るひとの「人生」そのものを楽しく豊かにする政治を実現します
▽福井の優れた技術、豊かな自然を生かし、福井の産業・農林漁業の活力を生み出します
▽未来の発展を約束する投資を福井に展開し、「楽しく便利なまち」と「美しい県土」づくりを加速します
▽原子力の安全と立地地域の振興に尽くします
▽福井発の「ふるさと政策」をさらに前進させ、全国のモデル県を市町と目指します
(統一地方選取材班)