福井

掲示板や投票用紙、準備着々

2015年3月5日

投票用紙に点字シールを貼る職員=県庁で

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 四月十二日投開票の知事選と県議選に向けて四日、県選管は投票用紙を各市町に発送するための梱包(こんぽう)作業を県庁で始めた。六日までに作業を終え、九日に発送する。

 作業には県選管職員十人が当たっている。投票用紙は知事選用が白、県議選用が薄い黄色。それぞれの点字投票用紙と船員不在者投票用紙を合わせて計百三十五万九千九百三十枚を準備した。

 職員らは各市町に必要な枚数を手作業で数えたり、点字投票用紙に点字シールを貼ったりする作業に当たった。不在者投票に使う投票用封筒、郵便投票などの各種証明書も計約十万五千枚あり、各市町に必要な枚数を仕分けし、投票用紙とともに梱包して発送する。

 (正津聡)

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業者により設置される県知事選などの選挙ポスター掲示板=福井市役所前で

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 四月に投開票される統一地方選を前に、福井市選管は四日、候補者がポスターを貼る掲示板の設置を始めた。

 掲示板は高さ約一メートル三十五センチ、幅約七メートル七十センチで、二枚重ねになっている。一枚目は四月十二日投開票の県知事選と県議選用、二枚目は四月二十六日投開票の市議選用に使う。三月二十日までに市内六百八十八カ所に設置する。市役所前では業者二人が角度を調整しながら、手際良く取り付け作業をしていた。

 選管の担当者は「ポスターを見て、多くの人が投票所に出向いてくれれば」と話した。

 (大山弘)