福井

「若者の関心を」県選管が合同会議

2015年2月21日

 県選管は二十日、四月十二日投開票の知事選と県議選に向け、県内市町の各選管委員長や書記長らを集めた合同会議を開き、ミスの防止や若者の投票率向上に努めるよう呼び掛けた。

 町長選が行われている美浜町を除く十六市町から五十人が出席。昨年十二月の衆院選で他県で開票作業の集計ミスに伴い、白票を水増しする問題があったことに触れ、県選管の熊沢喜八郎委員長職務代理者が「公正さに疑念を持たれてはならない。原点に立ち戻り、緊張感を持って確実に」と念を押した。

 衆院選の県内投票率は戦後最低で、全国平均を初めて下回った。「特に若年層の関心を高める取り組みを進めてほしい」と述べた。

 (西尾述志)