7月5日 17時54分

エムバペどう止めるか 第20日の見どころ

 アルゼンチン戦の後半、4点目のゴールを決めるフランスのエムバペ=カザン(ロイター=共同)

 アルゼンチン戦の後半、4点目のゴールを決めるフランスのエムバペ=カザン(ロイター=共同)

 ▽ウルグアイ―フランス(日本時間6日午後11時・ニジニーノブゴロド)

 圧倒的なスピードを誇るフランスの19歳、エムバペを堅守のウルグアイがどう止めるかが焦点だ。エムバペは決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦で、自身の2ゴールを含む3点を生み出した。高速で長い距離を走れるドリブル、わずかなスペースでも一瞬の加速で相手をかわせる鋭い動きを兼ね備える。

 ウルグアイはゴディンとヒメネスの両センターバックを軸に対抗したい。決勝トーナメント1回戦のポルトガル戦では今大会3得点のFWカバニがふくらはぎを痛め、状態に不安が残る。

 ▽ブラジル―ベルギー(同7日午前3時・カザン)

 2002年日韓大会の決勝トーナメント1回戦以来の対戦。ともに攻撃力が自慢で点の取り合いも予想されるが、4試合1失点と堅守を誇るブラジルが優位か。6度目の優勝を狙うブラジルは決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦で、エースのネイマールが自らもゴールを奪うなど2点に絡み、ギアが上がってきた。

 ベルギーは4試合で計12得点と攻撃力は今大会随一。1回戦では2点差をひっくり返し、日本を退けた。懸念は3バックの最終ライン。日本戦でも裏を突かれる場面が目立ち、修正しないと命取りになる。(共同)

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