6月19日 22時52分
日本、2大会ぶりの白星スタート 大迫が決勝ゴール
コロンビア戦の後半、ヘディングで勝ち越しゴールを決める大迫(中央)=19日、サランスク(共同) |
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【サランスク(ロシア)本紙取材団】サッカー・ワールドカップ(W杯)で6大会連続出場の日本代表は19日、1次リーグH組初戦でコロンビアと対戦し、2−1で競り勝った。1−1の同点で迎えた後半28分、FW大迫勇也が決勝ゴールを決めた。日本は、ベスト16入りした2010年南アフリカ大会以来となる2大会ぶりの白星スタート。24日(日本時間25日)に行われる第2戦で、セネガルと対戦する。
日本が幸先よく先制点を奪った。前半3分、大迫が放ったシュートのこぼれ球に、香川がダイレクトで合わせると、慌てた相手DFが右手で止めるハンドの反則で一発退場。同6分、これで得たPKを香川がゴール中央に冷静に決めた。前回2014年大会のコートジボワール戦で、前半16分に本田が決めたゴールを上回り、日本のW杯最速ゴールとなった。
前半39分にFKを直接決められて失点したものの、10人のコロンビアに対し、後半は完全に日本ペース。数的優位を生かして攻守で上回った。勢いに乗った日本は後半28分に、途中出場の本田が蹴った左CKから、大迫が強烈なヘディングシュートを決めた。
▽MF長谷部「非常にうれしい。早い時間で相手が退場になり、こういうゲームは難しいが勝ちきれてよかった。初戦の大事さはみんなが感じている。ただ、まだ初戦。残り2試合なので、2試合目に集中していきたい」