統一地方選2019

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<県議選選挙区の構図> 近江八幡市・竜王町 甲賀市 湖南市

2019年3月26日

◆近江八幡市・竜王町(定数三)

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 現職一人が引退し、近江八幡市を拠点とする現職二人、新人三人が挑む激戦区になった。前回の無投票から一転、保守系の前衆院議員の出馬により、保守票の奪い合いも注目される。

 今江は、三日月県政を一期目から支え続けた実績を強調。連合の支援を受け、防災対策や医療、福祉の充実の成果を訴える。

 有村は市議を二期務めた経験を生かし、市町と県のパイプ役を担った実績を強調。財政改革のほか、教育や子育て支援を主張する。

 引退県議の後継を自認する重田は、市議選の候補らと連携。市議や市教育委員長を務めた経験を生かし、広域課題の解決を掲げる。

 市議から転身する井上は滋賀国体の経費を抑え、福祉に回すよう主張。農業振興のほか、観光や産業による地域活性化を唱える。

 前衆院議員の武藤は、さらなる滋賀の魅力発信を提唱。道路や河川の整備などで、国会での経験を県政発展に生かすと主張する。

◆甲賀市(定数三)

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 現職三人に無所属の新人一人が挑む。前回は甲賀市選挙区になって初めて無投票だったが、今回は二月に新人が出馬表明したため、選挙戦になりそうだ。

 家森は、県議を六期二十四年務めた実績を強調。地域活性化策を訴え、甲賀、甲南、信楽地域を中心に各種団体の支援を集める。

 富田は地元の水口、土山地域を中心に、地盤固めを急ぐ。子どもの学力向上をはじめ、空き家対策、森林対策などを訴える。

 田中はネットを駆使して議会活動を紹介し、子育てや防災対策などを訴える。商工団体や労働組合と連携し、支持拡大を図る。

 整形外科医の村上は二回連続の無投票を避けようと出馬を決意。県医師連盟の支援を受け、地元の土山、水口地域から浸透を図る。

◆湖南市(定数二)

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 現職二人が立候補を表明している。ほかに立候補に向けた動きがなく、二〇一一、一五年に続き、三回連続の無投票となりそうだ。

 医師の生田は「市の不安を安心に」と掲げ、国道1号の四車線化やJR駅の改修促進など、都市基盤整備の充実を主張する。

 塚本は「子どもにツケを回さない」を掲げ、行財政改革を進めた実績を強調。子育てや障害者支援など「人への投資」を訴える。

 (敬称略)

 【注】立候補予定者の掲載順は政党、諸派、無所属の順で、政党は衆院勢力順。同一党派では現職、元職、新人の順で、現職は当選回数順。新人は五十音順。党派の略称は自=自民党、立=立憲民主党、国=国民民主党、公=公明党、共=共産党、社=社民党、し=チームしが、無=無所属。

 

統一地方選の日程

前半戦
知事 告示3/21(木)
政令指定市 市長 告示3/24(日)
県議 告示3/29(金)
政令指定市 市議 告示
投開票4/7(日)
後半戦
一般市長、一般市議 告示4/14(日)
町村長、町村議 告示4/16(火)
投開票4/21(日)
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