統一選、公正に 県警が取締本部設置
2019年2月21日
県警は二十日、三月二十九日に前半の県議選が告示される統一地方選に向け、鎌田徹郎県警本部長をトップとする、第十九回統一地方選挙事前運動取締本部を設置した。
県警本部から百人、各署から二百人の計三百人態勢で組織し、昨年から十人増員した。
今月十九日までに、県議選に関係したポスターや看板の掲示で二件、ビラの投函(とうかん)で五件、市議選に関係したビラの頒布で一件と、計八件の警告をした。前回の統一地方選では、投票偽造の検挙が一件、文書の頒布や掲示などの警告が三十七件あった。
取締本部は三月、選挙運動が可能になる告示日までに、統一地方選挙違反取締本部に移行する予定。捜査二課の姫井雅勝次席は「適正な取り締まりを実施して選挙の公正の確保に努めたい」とコメントした。
(岡屋京佑)