東員と朝日の町長選、朝日と川越の町議選、東員町議補選は十六日、告示された。東員町長選は、無所属現職の水谷俊郎さん（６７）以外に立候補の届け出がなく、無投票で水谷さんの三選が決まった。無投票は二〇〇七年以来、十二年ぶり。他はいずれも選挙戦に突入した。投開票は二十一日。

　現職が引退する朝日町長選には、いずれも無所属新人の元会社役員の矢野純男さん（６８）、元自治区長の川崎泰弘さん（６１）、元町議の池田耕治さん（５２）が立候補し、三つどもえの戦いとなった。矢野さんは民間企業の経験から役場の意識改革を掲げ、川崎さんは元銀行員の立場から財政確保を訴える。池田さんは議員経験から、子育て支援の拡充を主張する。

　朝日町議選は定数一一に対し、現職七人、元職二人、新人四人の計十三人が立候補を届け出た。党派別では共産一人、無所属十二人。川越町議選は定数一二に現職十一人、新人二人の計十三人が立候補。党派別では公明一人、無所属十二人。被選挙数二の東員町議補選には、新人三人（共産一人、無所属二人）が立候補を届け出た。

　期日前投票は、いずれも十七〜二十日の午前八時半〜午後八時。東員町は町総合体育館で、朝日、川越町は各町役場で受け付ける。

（谷村卓哉、磯部愛）