「まちづくり変える」 瑞穂市長選、森さん初当選
2019年4月22日
花束を抱えて初当選を喜ぶ森さん=瑞穂市で |
瑞穂市長選は、無所属新人で元市福祉部長の森和之さん(60)が、再選を目指した無所属現職の棚橋敏明さん(69)を破った。瑞穂市別府の事務所前で、支援者から拍手で迎えられると「大変厳しい選挙戦だった。瑞穂市を変えなければならないという訴えに理解をいただけた」と感謝を述べた。
選挙戦では、三十七年間の行政経験を強調し、「停滞から元気なまちにしたい」と訴えた。給食費負担の段階的な軽減や高齢者のタクシー利用について助成事業を拡大するなど、身近な政策を公約に据えた。地盤の野白新田を中心に支持を広げ、自民系市議が支援した現職とは、千七百票以上の差をつけた。
当選を受けて「今度は私がまちづくりを変える。『健幸都市みずほ』を実現する」と決意を語り、地域の課題のJR穂積駅前整備については「安全で快適な駅前にしたい」と話した。