市町長に3新人1現職 15市町議も顔ぶれ続々
2019年4月22日
統一地方選の後半戦は二十一日、県内では四市町長選と十五市町議選で投開票された。いずれも現職と新人の一騎打ちとなった首長選は瑞穂市、垂井町、坂祝町でそれぞれ新人が勝利し、安八町では現職が当選。十五市町議選では、全二百六十議席の顔ぶれが決まる。
瑞穂市長選は市政の刷新を訴えた無所属新人で元市福祉部長の森和之さん(60)が、再選を目指した無所属現職の棚橋敏明さん(69)との激戦を制した。獲得票は森さんが九千四百三十六、棚橋さんが七千六百九十七。千七百三十九票差だった。
垂井町長選は無所属新人で元町総務課長の早野博文さん(61)が、無所属現職の中川満也さん(64)を下し、五選を阻んだ。坂祝町長選は、無所属新人で元町議の柴山佳也さん(63)が、無所属現職の南山宗之さん(63)を破り初当選を果たした。
八年ぶりの選挙戦となった安八町長選は二期八年の実績を訴えた無所属現職の堀正さん(63)が、無所属新人で元町消防団副団長の川畑泰治さん(45)を破り三選を決めた。
議員選は、岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐の九市と、養老、垂井、関ケ原、神戸、大野、富加の六町で実施された。
市議選には総定数一九八に対し、二百三十二人が立候補。岐阜、大垣、関市では定数を大きく上回る立候補があり激戦となった。
町議選は総定数六二に七十三人が立候補し論戦を繰り広げた。また、瑞穂市議補選で一人が当選した。