9市議選告示、論戦始まる 232人が立候補
2019年4月16日
県内の市議選は岐阜、大垣、高山、多治見、関、中津川、美濃、羽島、土岐の各市で論戦が始まった。
九市の総定数一九八のうち、多治見市(定数二一)は前回から三減。立候補者の合計二百三十二人は、今回同様に九市議選が実施された前回より五人少ない。内訳は現職百六十七人、元職八人、新人五十七人。
岐阜市は三十八の議席を巡って前回より二人増の五十二人が出馬し、落選者は十四人に上ることになる。関市でも二十三議席に対して二十九人、大垣市で二十二議席に対し二十六人が立候補する激戦となった。
九市議選の党派別では自民三十八人、立民五人、国民一人、公明二十二人、共産十六人。無所属百五十人のうち自民推薦を十七人、立民と社民の推薦を各一人が受ける。
女性候補者は二十三人で、前回(二十八人)から五人減少。立候補者全体に占める割合は9・9%で1・9ポイント下がった。ただ、前回は女性候補者がいなかった関市で一人出馬し、九市全てで女性が立候補した。
二十〜三十代の若手の候補者は十二人で前回より五人少なかった。このうち二十代は岐阜と大垣市に各一人が立った。いずれも新人。美濃市は全ての候補者が五十代以上となった。