投票率、過去最低の41・55% 3回連続50%割れ
2019年4月8日
選挙戦になった十選挙区の投票率は過去最低の41・55%で、これまで最も低かった二〇一一年の前々回(45・70%)をさらに4・15ポイント下回った。50%を割ったのは三回連続となった。
選挙区別では自民分裂で激戦の下呂市選挙区が最も高く66・43%。合区された関市・美濃市選挙区は三番目に高い49・29%だった。
県選管は今回初めて、候補の情報を載せた選挙公報四十四万六千部を有権者に配布。十八歳以上が初めて参加した統一選としても注目されていた。県選管は「従来は投票率の高かった選挙区が、無投票になった影響もあるのでは」とみる。
県議選の投票率は、第一回だった一九四七(昭和二十二)年の85・71%から低下傾向。一一年の前々回に最低を記録した際は、東日本大震災の直後で自粛ムードが広がっていた。一五年の前回は、46・83%とわずかに持ち直していた。