統一地方選2019

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自民「一強」を維持 県議選、国民は議席減らす

2019年4月8日

 県議選(定数四六)は七日、選挙戦となった十選挙区で投開票され、二十四人が当選。無投票だった十六選挙区の当選者と合わせ、全ての顔触れが決まった。自民は会派入りが見込まれる無所属当選者を加えると、改選前と同じ三十三議席を獲得。定数の七割を占め、「一強」を維持した。女性の当選は過去最多の四人。

 当選者は現職三十六人、新人九人、元職一人。現職は前回から一人増。新人は同数だった。

 自民は、公認した三十二人のうち二十九人が当選。また、党支部で候補者調整がつかず分裂選挙となった下呂、羽島、本巣の各市選挙区(いずれも定数一)ではそれぞれ無所属で出馬した現職一人と、新人二人が勝利した。三人とも、自民会派入りが見込まれている。

 旧民進系のうち、現職のみ四人を擁立した国民は岐阜市で議席を失い、無投票で当選していた二人を合わせても三議席と後退した。立民は全選挙区で唯一擁立した岐阜市の現職が一議席を守った。

 公明は岐阜市で二議席を維持し、共産は同市の一議席を守った。

 美濃市の人口減少による合区となり、激戦が注目された関市・美濃市選挙区(定数三)は、旧関市選挙区を地盤とする二人と、旧美濃市選挙区を地盤とする一人が当選した。

 女性は岐阜市で現職と新人の三人が当選し、大垣市の現職を含めると前回より一人多い四人となった。

写真
 

統一地方選の日程

前半戦
知事 告示3/21(木)
政令指定市 市長 告示3/24(日)
県議 告示3/29(金)
政令指定市 市議 告示
投開票4/7(日)
後半戦
一般市長、一般市議 告示4/14(日)
町村長、町村議 告示4/16(火)
投開票4/21(日)
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