初めての選挙に期待 土岐紅陵高で模擬投票講座
2019年1月11日
模擬投票を体験する生徒たち=土岐市の土岐紅陵高校で |
今春の統一地方選を前に、県と土岐市の選挙管理委員会による出前講座が十日、土岐紅陵高校であった。三年生百人が模擬投票や開票作業を体験した。
投票日の翌日が満十八歳の誕生日の人まで選挙権があることや、投票所入場券を持参することなど、選挙制度について説明を聞いた後、模擬投票に臨んだ。
生徒たちは、スポーツ振興や女性の働きやすい社会の実現、義務教育期間中の定期考査の廃止など、立候補者役の教員三人が掲げた公約を比較。緊張感のある雰囲気の中、票を投じた。
開票作業では、候補者名以外の言葉が書いてあったり、字が間違っていたりする場合の対応も教わった。
高橋英里さん(18)は「自分たちの住む町に若いときから投票してかかわっていくことが大事だと感じた」と初めての投票に期待を寄せた。
(斎藤航輝)