県議選 あす投開票
2019年4月6日
統一地方選の前半戦となる富山県議選(定数四〇)は七日に投開票される。無投票当選の四選挙区七人を除き、九選挙区で三十三議席を争う四十七人に審判が下される。当選者の顔触れは、八日午前零時前には確定する見込み。
無投票当選者を除く立候補者四十七人の内訳は、現職二十五人、新人二十二人。党派別では自民二十七人、共産四人、社民三人、公明、維新が各一人。無所属は十一人で、うち一人は国民民主、自由両党の推薦を受けた。無投票当選者七人は全員現職で六人が自民、一人は社民。
改選前の党派別勢力では、最大会派の自民が三十議席、社民が四議席、公明、共産が各一議席、無所属三議席。自民、共産は議席増を狙い、公明、社民は現有議席確保、維新は議席獲得を目指している。
富山市第1(定数一一)は、十七人が立候補し、最激戦区となっている。黒部市(定数二)と魚津市(同)では、保守系三氏が三つどもえの激しい戦いを繰り広げている。高岡市(定数七)、射水市(定数三)、富山市第2(同)、南砺市(定数二)、下新川郡(同)、滑川市(定数一)はいずれも定数一人超の少数激戦となっている。 (統一地方選取材班)