県議選「期日前」活用して ペッパーも呼び掛け
2019年4月1日
子どもたちに選挙に関するクイズを出題するペッパー=富山市の県民会館で |
投票率が低い若者世代に県議選への関心を持ってもらおうと、県選管は人型ロボット「ペッパー」を今回から初めて啓発活動に取り入れ、PR活動をしている。三十一日は富山市の県民会館の一階ロビーに設置されたペッパーに親子連れが興味深そうに触れていた。
ペッパーは「投票は国民の義務か」などと選挙に関するクイズ三問を○×形式で出題。「四月七日は県議選の投票日。投票できない人は期日前投票の利用しましょう」と利用者に投票を呼び掛けていた。
四日まで県民会館に置かれる。六日は期日前投票所が設けられる魚津市のアピタ魚津店で活動する。 (酒井翔平)
33カ所で受け付け
県議選の期日前投票が、無投票となった四選挙区を除く九選挙区の各市役所や町役場、行政センターなどで行われている。
期日前投票は投票日の七日に仕事や旅行などで投票できない人が対象で六日まで受け付ける。今回は計三十三カ所で期日前投票ができる。魚津市のアピタ魚津店に設けられる会場は、五、六の両日のみ。受付時間は一部を除き、午前八時半から午後八時まで。
前回選では、選挙戦になった八選挙区で七万五千五百二十四人が期日前投票をした。