投票機運盛り上げ 啓発推進など決議 明るい選挙推進大会
2019年3月20日
有権者への啓発活動の取り組みを確認する出席者たち=富山市の県民会館で |
県議選(二十九日告示、四月七日投開票)を前に、有権者に投票を呼び掛ける「県明るい選挙推進大会」が十九日、富山市の県民会館で開かれ、投票参加に向けて啓発活動の推進を図る決議を採択した。
決議では「権利であり、責務でもある貴重な選挙権を行使されない人が多く存在する」と指摘。「投票総参加と明るい選挙が実現できるよう強く訴え、実効ある啓発活動を推進する」とした。
会議には、各自治体の選管担当者や啓発活動を行う県明るい選挙推進協議会の会員ら約五十人が出席。県選管の担当者らが県議選の期間中に実施する啓発活動などを報告した。
二〇一七年に実施された衆院選の県内での年齢別投票率では、二十〜二十四歳は26・77%にとどまり、平均の54%を大きく下回った。若者世代に選挙への興味を持ってもらうため、今回は新たに人型ロボット「ペッパー」を活用する。街頭啓発の会場に置き、選挙に関するクイズを出題するという。 (酒井翔平)