後半戦 初当選1人増52人
2019年4月23日
二十一日に投開票された統一地方選後半戦で、湖西、富士宮、富士、沼津、三島、熱海、下田の七市で百五十人、吉田、清水、小山、函南、東伊豆、松崎の六町で七十六人、計二百二十六人の顔触れが決まった。初当選は五十二人で、前回(二〇一五年)より一人増えた。
七市の初当選者数は三十二(前回三十)人。市別の内訳は、湖西が四(同四)、富士宮四(同四)、富士四(同五)、沼津八(同四)、三島四(同六)、熱海二(同三)、下田六(同四)だった。
十八議席を二十人で争った湖西は、現職十四人が全員当選したが、新人四人全てが得票数で上位九人に入り、新しい風への市民の期待がうかがえた。
沼津は新人が前回に比べ倍増し、一定程度、新陳代謝が進んだことをうかがわせる形だった。下田も前回から二人増になった。改選前に現職一人が亡くなり、現職五人が世代交代を意識するなどして出馬を見送ったことから、定数一三の半数弱が入れ替わった。
六町の初当選は二十(前回二十一)人。町別では吉田四(同四)、清水四(同五)、小山三(同三)、函南五(同二)、東伊豆一(同四)、松崎三(同三)。無投票だった東伊豆は、わずか一人と動きが乏しかった。地域の代表として定着している人が多く、議員の多選にもつながっているとみられる。