統一地方選2019

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湖西市議選 投票率低調 59.70%と過去最低

2019年4月22日

 清水、小山の両町長選と、十二の市町議選が二十一日、投開票され、二十二日未明までに新議員が決まった。市議選は百七十一人が定数一五〇を争ったが、投票率は低調だった。定数六四に七十四人が立候補した町議選は、町長への不信任決議を巡り激しい選挙戦を繰り広げた松崎で、投票率が前回を上回った。

 現職十四人、新人四人が当選した湖西市議選の投票率は59.70%だった。前回選挙より2ポイント余り低く、過去最低を更新した。うち、期日前投票の投票率は15.78%(前回12.20%)だった。

 過去五回の投票率は、二十年前の一九九九年が77.78%。二〇〇三年は74.39%に下がり、〇七年は74.69%と微増した。旧新居町と合併して初めての選挙となった一一年には、定数一八に二十五人が立候補する激戦となったが、69.22%と落ち込んだ。前回選挙は61.74%とさらに下げ幅が目立った。

 七日に投開票された統一地方選前半戦の県議選の投票率は58.89%と県内の市町で二番目に高く、一六年の市長選では67.02%。選挙への関心が高い地域ではあるが、全国の傾向と同じく、下げ傾向が続いた。

 今回は、定数一八に二十人が出馬し、議会改革や少子高齢化対策などさまざまな公約を訴えた。

◆東部2町長選も最低

 清水町長選の投票率は50.07%で、過去最低だった前回(二〇一五年)の56.92%を6.85ポイント下回った。

 前回無投票で、八年ぶりの選挙となった小山町長選は、過去最低だった前々回(一一年)の72.12%を4.98ポイント下回り67.14%。

 県東部・伊豆の六市議選では、全市で過去最低を更新した。中でも富士宮市は8.07ポイントと、最大の下げ幅だった。50%を下回ったのは沼津、三島、富士宮、富士の四市だった。

 五町議選は、町長派、反町長派の激しい対立を繰り広げた松崎の投票率は75.83%で、過去最低だった前回の74.70%から1.13ポイント上がった。一方、他の四町議選は三町で過去最低を更新した。最も下落幅が大きいのは吉田の11.92ポイントだった。

写真
 

統一地方選の日程

前半戦
知事 告示3/21(木)
政令指定市 市長 告示3/24(日)
県議 告示3/29(金)
政令指定市 市議 告示
投開票4/7(日)
後半戦
一般市長、一般市議 告示4/14(日)
町村長、町村議 告示4/16(火)
投開票4/21(日)
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