統一地方選後半戦のうち、吉田と小山、函南、清水、松崎、東伊豆の六町議選は十六日、告示される。

　定数一三の吉田町議選には現職八、新人五、元職一の十四人が立候補を予定している。沿岸部の津波対策などが争点になる見込み。

　定数一三の小山町議選には、十五人が立候補する見通しだ。土地開発や少子高齢化対策などを巡り論戦が交わされるもようだ。

　函南町議選は定数一六に対して、十八人の立候補が見込まれている。産業振興や子育て支援に関する議論が行われるとみられる。

　清水町議選は定数一四に対し十五人が立候補の意思を示している。柿田川を生かした観光振興策などが争点になりそうだ。

　松崎町議選は定数八に対し十二人が出馬の見込み。当初は任期満了で予定されていたが、長嶋精一町長が不信任決議を受けて議会を解散したことによる出直し選挙として同日程で実施される。町長側は新顔を擁立し、議会の顔触れの入れ替えをして町政運営の主導権を握りたい考えで、不信任決議に対する賛否が焦点になりそうだ。

　定数一二の東伊豆町議選は、十二人が出馬を予定しており、無投票の公算が大きくなっている。