統一地方選2019

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7市いずれも選挙戦へ 市議選あす告示

2019年4月13日

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 統一選後半戦の市議選は県東部・伊豆の六市と、湖西市の計七市で行われる。いずれも定数を上回る立候補予定者がおり、十四日の告示を前に、準備を進めている。まちづくりや産業振興策などを巡って論戦が繰り広げられそうだ。

◆湖西市議選 新人は6人の見込み

 湖西市議選(定数一八)は、現職三人が今期で引退を表明し、無投票となる可能性もあったが、現在、新人六人を含めた二十人が立候補を予定し、選挙戦となる見込み。

 期日前投票は湖西市役所で十五日から、新居地域センターでは十八日から始まる。いずれも午前八時半〜午後八時で、二十日まで。

 投票は二十一日で、公民館や学校など市内二十九カ所に投票所が開設される。開票は同日午後九時十五分ごろから、同市吉美の市アメニティプラザで行い、午後十時半ごろに大勢が判明する見通し。

 四年前の前回選は、定数一八に対し十九人が出馬し、投票率は61・74%と過去最低だった。

◆沼津市議選 定数28に36人出馬か

 沼津市議選(定数二八)には三十六人が立候補を予定している。内訳は現職十九人、元職二人、新人十五人。男女別では男性三十二人、女性四人。南北市街地の一体化などを掲げて市と県が進めるJR沼津駅周辺の鉄道高架化事業への賛否や、人口流出対策が主な争点となりそうだ。

◆熱海市議選 現元新で激戦の予想

 熱海市議選(定数一五)は十八人が立候補を予定。内訳は現職十四人、元職と新人が二人ずつ。公明は二人を擁立して四年ぶりの二議席獲得を目指す。前回議席復活の共産は新人女性の擁立を表明、女性は二人に。当選経験豊富な元職二人も出馬予定で、当落線上は激戦が予想される。

◆三島市議選 女性は7人出馬予定

 三島市議選(定数二二)は女性七人を含む二十六人が立候補を予定している。内訳は現職十八人、元職二人、新人六人。党派別では自民一人、立民一人、公明三人、共産二人、無所属十九人。JR三島駅南口東街区の再開発事業推進の是非や産業振興施策が主な争点になりそうだ。

◆富士市議選 議会構成の変動注目

 富士市議選(定数三二)は、これまでに三十三人が出馬の意向を示している。うち女性は六人(現職五、新人一)。自民は公認三人だが、今回は新たに四人の無所属現職が推薦を得た。旧民主系が第一会派だった議会の構成に変動があるのかが注目される。

◆富士宮市議選 北部振興など論戦か

 富士宮市議選(定数二二)は二十四人が立候補予定。女性は現職二、新人一の計三人とみられる。世界遺産を生かした街づくりや、隣接する富士市との観光・医療面での連携、合併十年を迎える旧芝川町地区、市北部の振興策などが争点になる見込み。

◆下田市議選 女性立候補者ゼロも

 下田市議選(定数一三)は十四人が出馬予定。現職一人が死亡、五人が立候補を見合わせたため、内訳は現職と新人がそれぞれ七人。女性の立候補予定者は前回に続きなさそう。新人は区長経験者や、作家や会社員など四十〜七十代の多彩な顔ぶれになる見込み。

 

統一地方選の日程

前半戦
知事 告示3/21(木)
政令指定市 市長 告示3/24(日)
県議 告示3/29(金)
政令指定市 市議 告示
投開票4/7(日)
後半戦
一般市長、一般市議 告示4/14(日)
町村長、町村議 告示4/16(火)
投開票4/21(日)
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