県議選投票率 最低46.85%
2019年4月8日
静岡県議選の投票率は46・85%で、戦後最低だった二〇一五年(47・88%)を下回った。一九九九年(59・76%)以降、右肩下がりが止まらない。
市長選や市議選、住民投票も重なった浜松市では比較的高く、無投票の四区を除く中、南、北区でいずれも五割を超えた。
政令指定都市は、浜松市が中区54・05%、南区55・93%、北区57・86%。静岡市は葵区48・27%、駿河区45・40%、清水区50・09%。
市町別では少子高齢化が進む川根本町が64・62%でトップ。前回(65・43%)に続き県内で唯一、六割を超えた。湖西市58・89%、森町58・33%が続いた。最低は御殿場市の37・85%で、沼津市38・76%、長泉町39・04%の順に低かった。
県選管は、選挙権年齢が十八歳に引き下げられて初めての統一地方選だったこともあり、若者を中心に人気のユーチューバー、はじめしゃちょーさんを広報担当に委嘱するなど、投票を呼び掛けた。