県議選の開票作業 文化芸大生らリハ
2019年4月6日
県職員に教わりながら、有権者数や投票者数のデータを確認する学生(右)=県庁で |
七日の県議選投開票日に向け、県選管は五日、投票や開票状況を速報する事務作業の最終リハーサルをした。
無投票を除く二十三選挙区の市町や区の選管から投開票の結果がインターネットを通じて届くと、県職員らが手分けしてデータを確認、集計し、報道機関に発表するまでの流れを実践した。県選管でインターンシップ(就業体験)をしている静岡文化芸術大の三年生二人も参加。職員に教えてもらいながら作業をこなし、栗田菜瑠実さん(20)は「雰囲気に緊張した。本番でも職員の姿を見て学びたい」と振り返った。
期日前投票を済ませたという鈴木晴日さん(20)は「投票率が高い年配の方に有利な政策が多いと聞いたことがある。若い世代も投票に行くように、選挙に携わったことを友人に伝えたい」と話した。
(岸友里)