代理投票で記載ミス 駿河区期日前投票所
2019年4月1日
◆1人分無効の可能性
静岡市は三十一日、同市長選と県議選の期日前投票で市民一人の代理投票を行う際、職員が投票用紙に誤って候補者の名前以外を書いたと発表した。公職選挙法の「投票用紙の他事記載の禁止」の違反にあたり投票が無効になる可能性がある。
市によると、三十日に市役所一階の駿河区期日前投票所で、市民から代理投票の申し出を受けた職員が、入場券に「代理」と書くところを、投票用紙にも「代理」と記載して投票箱に入れた。同日、職員が誤りに気が付いた。市は県選管を通じて総務省に見解を照会している。職員の認識不足が原因として、市は選挙事務従事者に適正執行を周知して再発防止に努めるとした。