静岡県議選（定数六八）は二十九日告示された。二〇一五年の前回選を四人上回る九十九人（男性八十七人、女性十二人）が立候補し、浜松市の東、西、浜北、天竜区と菊川市、御前崎市、熱海市、伊豆市、裾野市、下田市・賀茂郡の計十選挙区で、十三人の無投票当選が決まった。

　残る二十三選挙区で、八十六人が五十五議席を争う。投開票は浜松、静岡両市長選や浜松市議選と同じ四月七日。定数は富士市と焼津市選挙区で各一減、藤枝市選挙区で一増し、前回選より一減の六八。

　立候補者の内訳は現職五十五人、元職四人、新人四十人。党派別（公認）では自民四十人、立憲民主六人、国民民主六人、公明五人、共産三人。

　年代別では二十代一人、三十代が九人、四十代が二十人、五十代が三十六人、六十代が二十五人、七十代が八人。

　議員の候補者数を男女均等にするよう求めた「政治分野の男女共同参画推進法」が施行され、初の統一選だったが、女性の立候補者は十二人。前回選より三人増にとどまった。