図書館行政は3候補「重視」 静岡市長選
2019年3月26日
◆友の会が質問状
四月七日に投開票される静岡市長選で、読書愛好家らでつくる「静岡図書館友の会」は二十五日、立候補した三人から寄せられた図書館行政に関する公開質問状の回答を公表した。
質問は「市の文化・教育行政における図書館の位置付け」「市直営の図書館運営を継続するか」など。
図書館の位置付けは天野進吾さんが「最も重要な拠点」、田辺信宏さんが「図書館行政を推進する」、林克(かつし)さんは「知る権利を保障する施設」と答えた。
市直営の継続は、田辺さん、林さんは「継続」と回答。天野さんは「運営費の確保が必要。拡充施策の取り組みも検討すべきだ」と答えた。
田中文雄代表(71)は「三人とも図書館を大切に考えていることが分かり、安心した」と話した。
(広田和也)